CMT推進工法の株式会社エイコーエンジニアリング

細砂層を400ｍ推進して、交差点を28Rで90度曲がり、100ｍ推進して残り30ｍで到達というところで、大きな障害物に当たりました。　大阪駅まで歩いて10分に位置する阪神高速入口で、交通量は異常に多く、とても地上からの対処は不可能でした。圧気装置で気圧をかけ、掘進機内から障害物の確認をすると、300のH鋼が縦向きに突き刺さっていました。ガス切断で撤去することはできましたが、長期間止まっていたため、細砂が管を締め付け動かなくなってしまいました。　特殊中押し装置を製作し、管目地に挟み込み縁切りを行うと、何とか動き始めました。　とても苦労しましたが、最後まであきらめずにやったことで、到達することができました。